イタリアの空 ...di pacifica

イタリア、ボローニャからの日々を綴ります。

2017-01-01から1年間の記事一覧

デザインストーリーズ ボローニャ通信14 大きな栗の木の下で

http://www.designstoriesinc.com/panorama/haruka_arakawa14/大好きなロイアーノの栗林についてのお話。ここで過ごす時間はどれも大切な思い出として心に残る。そしてこの先も。そんな不思議なパワーをもつ栗の木たちの話です。これは友人に作ってもらった…

デザインストーリーズ ボローニャ通信13 カッシーニ - 近世から受け継がれた宇宙への思い

先月中旬にテレビのニュースを見ていて、ハッとその名前に反応した私。糸を手繰り寄せてみたら、ボローニャの聖堂に行き着いた。 遥かな時を超えて好奇心や使命感がこうした形で綴られていくのを見ると、人間は負の方向を目指しているわけじゃないんだと思え…

デザインストーリーズ ボローニャ通信12 ボローニャの夜を沸かしたポップな「セビリアの理髪師」

音楽と漫画イラストだけで語るオペラがボローニャでデビューした。セリフも歌も無しで「セビリアの理髪師」を語るのは至難の技と思われたが、槻城ゆう子さん見事にそれを成し遂げ、ワクワクする舞台が完成した。http://www.designstoriesinc.com/panorama/ha…

デザインストーリーズ ボローニャ通信11 絵本の町ボローニャで生まれた出会いが形に

ボローニャのブックフェアは世界初の児童書専門の見本市。世界中の優れたイラストレーター達がチャンスを掴んできた場所での才能発掘から、美しい絵本ができるまでのお話。31日まで、二人展で2冊の絵本のイラスト原画が観られます。http://www.designstories…

6.6kgの果実

イチジクはうちの庭から、プラムとリンゴはシニョーラマリアのものを拝借。たわわになる果実を前にすると、程々の量とはいかず、ついたくさん採ってしまうもの。結局、計6.6kgの果実をジャムにすることに。皮むきとカットの下準備で指先が茶色く染まって、念…

蛍の光

久々に外の電気を消して暗闇に出たら、満天の星にうっとり。頭上には天の川。そして小さいのに眩しいほどの光を放つ蛍。もうとっくに姿を消したかと思っていたのに。はー、なんて綺麗なの。

デザインストーリーズ ボローニャ通信10 「あの香りを求めて…静かな夏の、熱き戦い」

ロイアーノの森で繰り広げられる、ポルチーニ茸を巡る熱き戦い。甥、姪の幼い頃を回想しながら、きのこ狩り合戦について綴りました。http://www.designstoriesinc.com/panorama/haruka_arakawa10/森でポルチーニに出会った時の興奮が伝わるかしら。マウリの…

Isole gemelle 姉妹島プロジェクト 機織の糸が繋ぐサルデーニャと沖縄

日本とイタリア、一万キロも離れた二つの国の二つの島を繋ぐ糸を辿る物語。 Isole gemelleプロジェクトが沖縄とサルデーニャ島の機織のドキュメンタリー映画撮影のためのクラウドファンディングをしています。ご興味のある方のために、下記にクラウドファン…

デザインストーリーズ ボローニャ通信9 山の恵みをいただく!

ロイアーノでののんびり生活。自然の恵みをいただく喜びをお裾分け。http://www.designstoriesinc.com/panorama/haruka_arakawa9/

菜園2017 そしてワラビの里

昨年に続き、今年も菜園を作った。苗を大量に買ったものの、いざ植えようとしたら雨天。週末が終わっちゃうし、どうしよう、と思ったら午後晴れたので決行!今回はちゃんと区分けして計画的に。かなり本格的。さらに動物よけの網までつけた。やっちゃんのご…

デザインストーリーズ ボローニャ通信7

春散歩のススメ。 お金がかからず、体にも良い、そして何より心が晴れる。散歩に出てみよう。 http://www.designstoriesinc.com/panorama/haruka_arakawa7/

FAIコース修了式

昨年11月から通っていた、ボローニャ在住外国人向けのボローニャ美術史のコースArte Un Ponte Tra Cultureが先月終了し、昨日修了式があった。ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南米出身の総勢32名がめでたく修了証を受け取った。 隔週ごとに2時間のレッ…

FAIデー

今日と明日の二日間、FAI(イタリア環境基金)がイタリア中で約1000カ所の文化遺産を一般公開する。今日はそのうちの1つLA QUADRERIA DI PALAZZO ROSSI POGGI MARSILIを訪問。 実はこの建物内で11月からFAI主催の在住外国人向けのボローニャ芸術史コースを受…

丘の上のマリア様

デザインストーリーズ。ボローニャ通信第6弾は、丘の上のサンルーカ聖堂について。 ボローニャに住む人々を「おかえり」と出迎えてくれる温かい存在。 時には巡礼の道をのぼって、マリア様にご挨拶。もう15年ほど前、初日の出を見ようと友達と濃霧の中を…

トルテッリーニ

タリアテッレの次はトルテッリーニ作り。中に入れる具も出来合いのもでなく、ブロード(鶏肉のスープ)も今日は全部自家製。包むのがけっこう楽しい。最初は大決めになっちゃったので、最後は本場に近い小さいのを。お皿に入れるとやっぱりちょっと大きい。で…

欧州最古の大学

気がついたら前回の更新から1ヶ月。 今月もデザインストーリーズにボローニャの記事がアップされた。今回は旧ボローニャ大学校舎の話。大学の歴史を振り返りながら。 DESIGNSTORIES

タリアテッレ・アル・ラグー

もう数日前に「タリアテッレ・アル・ラグー」の記事が出た。編集長からのリクエストで我が家のレシピを載せたら、多くの方から作ってみると反応を頂いて、嬉しい限り♪http://www.designstoriesinc.com/worldfood/haruka_arakawa_4/ラグー(日本で言うボロネー…

謹賀新年

新年 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。イタリアでの年末年始は年越しがメインイベント。大晦日は友人宅で伝統のトルテッリーニ・イン・ブロードとコテキーノにレンズ豆をいただいて、12時を待った。前菜、パスタ、メイ…