続き
8月の末には母が遊びに来てくれた。数日ロイアーノで母もひたすら読書に耽り、ミラノへ移動。エキスポ、最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ聖堂を訪れる。修道院の食堂にある最後の晩餐は予約制で、予約時間前に聖堂を訪れると回廊で「最後の晩餐」のディテールを紹介している展示があり、キューレーターらしき女性が描かれている人物一人一人の仕草の意味するところを一つ一つ説明してくれた。私たちの質問にも丁寧に答えてくださり、本物を見る前にしっかりと予習ができておかげで何倍も見応えがあった気がする。ラッキー♪
母の計らいで友達ひろみちゃんの旦那さまで星付きシェフのジャンルーカ・レオーニ氏のHome Kitchen Atelierでファミリーと贅沢な晩夏の夕べを過ごした。名前の通り、最近はやっている個人宅に招かれたという設定(?)のレストラン。ボローニャ中心街の眺めのいいマンションで、今回はテラスでアペリティフ→ディナーをいただいた。
シェフたちがこのキッチンで数え切れないほどの、丁寧に仕上げられたお料理を用意してくれた。
とってもシャイで寡黙なジャンルーカ。こんなオープンキッチンで料理するのはきっとやりづらいんだろうな。勝手に夏に読んだ「二十八光年の希望」のジェロームと重ねて、ひろみちゃんとの馴れ初めを想像してしまった。家族も持って元気にしてるところが、小説とは全然違うけど、ちょっと妄想。
感動の連続のディナーの後、仕事を終えて少し気を緩めたシェフと。みんな彼の腕前に惚れぼれ。
母、どうもごちそうさまでした!
そして、母の滞在中のメインイベントは長年お世話になっているオルランディ家の愛娘ヴェロニカ、そして親友ちづちゃんの結婚式。しかも二日続きで。
ライスシャワーに水鉄砲で応えるヴェロニカとアンドレア。若いわ〜。
翌日は、去年私が結婚したロイアーノ市庁舎にてちづちゃんとパオロの結婚セレモニー。森の家のお庭での手作りピクニックパーティー、ちづちゃんらしくて最高だったよ♪
どちらも末長くお幸せに。近くで祝福できてこちらも幸せ。