イタリアの空 ...di pacifica

イタリア、ボローニャからの日々を綴ります。

日帰り旅行 Una gita

月一回は更新、出続けてきたのに・・・、気づいたら11月が終わっていました。11月は中旬から約2週間母が来ていて、毎日観光やお呼ばれ、それに小旅行もしました。それに日本語の授業にも参加してもらいました。バタバタだったけど、楽しんでもらえたんじゃないかな。
そのうちの一日、車でカンポット→コマッキオというコースをドライブ。実はこのコース、年に一回は訪れています。確か去年の春にはいとこを連れて行った記事を書いたはず。地味ながらなんとも「哀愁」ただよう魅力があります。
その名も水の「オアシス」という、カンポットの沼地は自然保護地区。行く度に丸々太ったネコの大家族がゆったりと毛づくろいをしながら迎えてくれるのですが、今回はちょうどランチタイムを直撃しました!動物愛好家(?)のおじさんたちが、不定期でオアシスに住む動物達のためにえさを用意して来ているそうです。まずはネコがお食事。Buon appetito!

おじさん達の姿を見ると、鴨やアヒルの群れが自ずと近づいて来ました。

それまで姿の見えなかったカモメまで、どこからか群れをなして飛んできます。

さらには、かわうそまで泳いできました。水鳥と比べるとかなり動きが鈍いので、なかなか餌にありつけません。でも、運良く目の前に餌が飛んでくれば、両手でがっちりキャッチできます。

普段は静かなこの沼が、思いがけなず賑やかでした!写真には写っていませんが、餌を持ってやってくる素朴で暖かなおじさんたちとの会話も楽しかったです。
それから運河の町、コマッキオへ。Treppontiと呼ばれる階段の美しい橋で知られています。

ここにはお昼時をめがけてやってきました。ここは鰻の町。炭火焼の鰻は、レモンでいただきます。いい具合に焼きあがっていて味はなかなか!(写真はありませんが・・・)母が繰り返し「わさびしょうゆで食べたら最高なのに・・・」というので、食べ切れなかった分はお持ち帰りにして、家で白ご飯と一緒にいただきました。
運河沿いはカラフルな家が立ち並び、なかなかかわいらしい。ここで母とツーショット。カメラマンもシルエットで参加してます。

更に少し移動してコマッキオのデルタへ。こちらも沼地で、ここにはビランチョーニという釣り小屋が並びます。

水辺は心が癒されますね。素敵な日帰りの旅でした。