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イタリアの空 ...di pacifica

イタリア、ボローニャからの日々を綴ります。

義援金


遅くなってしまいましたが、前回の記事でお知らせした募金について報告いたします。ボローニャ大学国語学部、日本語の授業を中心に募った義捐金は総額1522.49ユーロ。4月8日に全額を日本赤十字に寄付しました。強い関心を寄せて協力してくれた学生たちに感謝しています。
それから4月1日〜3日にはボローニャ在住日本人有志による義捐金を集めるためのチャリティーイベントが開かれました。その名も「1000 gru di carta(千羽鶴)」。日本人オペラ歌手によるチャリティーコンサートに始まり、バザー、ビュッフェ、習字、剣道、生け花、折り紙、地震津波専門家による講演、日本文化研究者による講演などなど内容は盛りだくさんで、初夏のようなお天気にも恵まれ大盛況のうちに終わったそうです。私は企画には直接かかわっていませんでしたが、バザーへの出品と当日のお手伝いだけさせていただきました。ボローニャ大学日本語プログラムの学生たちもボランティアで駆けつけてくれました。
http://millegru.exblog.jp/
一方ベネチアでは4月10,11日にベネチア大学により日本の地震津波被害者のための寄付金チャリティーイベントを開かれました。大学関係者たちの講演の他、広場では学生達によるさまざまな手作りイベントが行われたそうです。↓こちらのリンクで、イベントの様子が見られます。
http://cafoscariperilgiappone.stud.unive.it/
40日が過ぎた今でも、会う人会う人が日本のことを心配してくれています。最近はほとんどの場合「日本の状況はどうなの?メディアの言ってることは本当なの?」と「真実」を問う質問を受けます。経験上「メディアからは真実は伝わってこない」という常識ができているのでしょうね。
私は実家の両親から聞いた様子や、ブログなどで読んだ内容を元に、ニュースだけではわからない日常生活の状況なども伝えるように心がけていますが、実際のところ今回の災害による被害は多くの側面があり、その全体を捉えて話すのはなかなか簡単なことじゃありません。私の場合は両親が東京にいるので東京の様子が伝わってくるのですが、だんだん日常が戻ってきてるとは言いつつも、3月11日以来続いている余震や、長期戦となる原発の問題で、人々は見えない不安から開放されてはいません。春の訪れはそうした不安な心を癒し、笑顔を与えてくれたようですね。
遠くイタリアからも、多くの人が日本を想い、動いている、というニュースで、皆様の心が少しでも温まると良いのですが。