イタリアの空 ...di pacifica

イタリア、ボローニャからの日々を綴ります。

暑中お見舞い申し上げます


この週末は本格的な夏日となりました。そこで掃除、洗濯など週末お決まりの家事を済ませ、遅めのランチをしてから涼しい空気を求め山へと向かいました。目的地である友達の別荘に着いたのは5時頃だったでしょうか。陽はまだ照っていたものの大きな栗の木の木陰ではひんやりそよ風が心地よく、横になってしばらく休憩。
夜は友人家族と別荘近くのロイアーノという村のお祭にいきました。花より団子。村につくとまず空腹を満たしに、仮設レストランで郷土料理をいただきました。私が選んだのはポレンタとサルシッチャ煮込み。ずっしりしたお料理だけど、お祭りの雰囲気に呑まれてか苦なくたいらげました。日が落ちるとすっかり気温が下がり素足にサンダルでは寒いぐらいでした。
村祭りでは「栗割り」、「釘打ち」、「ウサギのおうちゲーム」などなど素朴な遊びがメイン。ウサギのゲームでは囲いの中に4つの家があり自分の選んだ家にウサギが入れば勝ち、というもの。もちろんウサギを触ってはならず、名前を呼んだり、ニンジンをあげたりなどしてウサギを誘き寄せるというもの。どれも原始的なゲームの割りに、大人も本気で遊んでしまいました。賞品がワインというところを見ると実は最初から大人向けだったのかもしれませんね。
帰りがけ電灯の少ない山道では空に星がぎっしりで、天の川もよく見えました。