イタリアの空 ...di pacifica

イタリア、ボローニャからの日々を綴ります。

小さなお雛様

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祖母がくれた小さな雛人形が年に一度、ゆるやかな春の到来を思い出させてくれる。雪が降る今日も、我が家の一角が華やいでいる。

箱には昭和六年に頂いたと記されている。1931年。その小ささ故に長年大切にされ、イタリアの土地にまで巡ってくることになったのかも。

デザインストーリーズ ボローニャ通信15 豪快なナポリピッツァを頬張れ!

2018年最初の記事は、エネルギッシュな町ナポリソウルフードナポリピッツァのお話。豪快な見た目と、イタリアらしいシンプルさが相まった庶民の味は、世界の人々の胃袋を掴んで来た。

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記事が配信された当日、鎌倉で本格ナポリピッツァを堪能しました!
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今年はナポリピッツァのような豪快な笑顔で、周りも自分も元気にして行こう!

デザインストーリーズ ボローニャ通信14 大きな栗の木の下で


大好きなロイアーノの栗林についてのお話。ここで過ごす時間はどれも大切な思い出として心に残る。そしてこの先も。そんな不思議なパワーをもつ栗の木たちの話です。

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これは友人に作ってもらった栗林から望む風景。

デザインストーリーズ ボローニャ通信13 カッシーニ - 近世から受け継がれた宇宙への思い

先月中旬にテレビのニュースを見ていて、ハッとその名前に反応した私。糸を手繰り寄せてみたら、ボローニャの聖堂に行き着いた。

遥かな時を超えて好奇心や使命感がこうした形で綴られていくのを見ると、人間は負の方向を目指しているわけじゃないんだと思えて勇気が出るような気がする。

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デザインストーリーズ ボローニャ通信12 ボローニャの夜を沸かしたポップな「セビリアの理髪師」

音楽と漫画イラストだけで語るオペラがボローニャでデビューした。
セリフも歌も無しで「セビリアの理髪師」を語るのは至難の技と思われたが、槻城ゆう子さん見事にそれを成し遂げ、ワクワクする舞台が完成した。
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新しいジャンルとして定着するのでは。日本にも上陸することを期待したい。

デザインストーリーズ ボローニャ通信11 絵本の町ボローニャで生まれた出会いが形に

ボローニャのブックフェアは世界初の児童書専門の見本市。
世界中の優れたイラストレーター達がチャンスを掴んできた場所での才能発掘から、美しい絵本ができるまでのお話。

31日まで、二人展で2冊の絵本のイラスト原画が観られます。
http://www.designstoriesinc.com/panorama/haruka_arakawa11/

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6.6kgの果実

イチジクはうちの庭から、プラムとリンゴはシニョーラマリアのものを拝借。

たわわになる果実を前にすると、程々の量とはいかず、ついたくさん採ってしまうもの。結局、計6.6kgの果実をジャムにすることに。皮むきとカットの下準備で指先が茶色く染まって、念入りに洗っても落ちない。元の色に戻るのに何日掛かることか。

でも出来上がりを見たら、指の色ぐらいなんのことはない。初めての組み合わせだけど、なかなかのお味なかなかのお味。
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