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イタリアの空 ...di pacifica

イタリア、ボローニャからの日々を綴ります。

UP 

久々に映画を観にいってきました。一緒にいったメンバーは6歳の女の子から84歳のご婦人までまさに老若男女揃いでした。直前まで何を観に行くか知らなかったものの、「UP」っていう3D映画だよ、と聞いて即効チェック。頑固じいさん、小太りでバカまじめな現代っ子、家にカラフルな風船をたくさんつけて旅に出る。3Dなんて小学生の頃にディズニーランドで見て以来。うん、なかなか楽しそう。日本語タイトルは「カールじいさんの空飛ぶ家」。

結果、観甲斐ありました!じいさんの底力、しゃべる犬、テニスボールに惑わされる犬などなどかなり笑いました。それにあの大量の風船には大人の私も憧れてしまします。映画館を出てからしばらくサウンドトラックを口ずさんでいました。
そしてそれだけでなく、老人、家、孤立、アイロニーに描かれた教科書で頭でっかちの子供、そして彼自身の孤独…、という現実的なテーマもわかりやすく描かれていました。
つい最近飛行機のモニターで観た「つみきのいえ」を思い出しました。絵本がもとなのでしょうかよく知りませんが、まさに色あせた絵本がそのままアニメになったようなしっとりとした哀愁漂う映像です。時代は変わる。何層にも積み重なった家に住む老人は同時に多くの思い出に支えられている。

更に数年前にショートムービーフェスティバルでも同様のテーマのアニメを観た記憶があります。時の変化と共に窮屈で住みにくくなる社会を反映しているようです。