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イタリアの空 ...di pacifica

イタリア、ボローニャからの日々を綴ります。

開放感! Libertà!

前回書いたとおり、冬休みから時間があれば本に向かう日々が続いていましたが、今日でひとまず開放されました。
16日にまず13〜19世紀イタリア文学の論文の試験。10ある題材の中から一つ選ぶという形式ですが、消去法で残ったのが二つ。どちらにするか決めるのに散々悩みました。というのもどちらも自信がなかったから。一行目書き始めるまでに30分ぐらいはかかったでしょうか。何しろボールペンで書くので思うままに書いて書き直すわけにいきませんから。で、書き始めたのはいいものの、用意してきた知識をどうにか搾り出しても準備不足で思うように話を展開していけなさそうだったので、途中であきらめることにしました。仕方なく補習セミナーに通っています・・・。

そして今日は20世紀伊文学。こちらは、口頭試問のみ。私が勉強したのは戦後から70年代まで。作家で言えばカルヴィーノパゾリーニモラヴィア、モランテ、バレストリーニなどです。私は一切イタリア文学に興味を持ったことがなかったのでどれも初めて読みましたが、日本でもこのあたりの作家なら知っている方は知っているのかもしれませんね。読む本は6冊の中から3冊選べばよかったのですが、内容を考えず作家でパゾリーニのRagazzi di Vita『生命ある若者』を選んでしましました。内容は特に難しいものではないのですが(戦後のローマ郊外に住む下層無産階級の少年たちの日々)、会話が全てローマ方言。リアルな感じは伝わってくるけど、何言ってるかわからない!!日本語訳では方言の部分はどうなってるんでしょうかね。ま、試験では「この会話では何が言いたいか?」なんてことは聞かれないのでいいか(しかも時間が足りず途中少し抜かして読んだりもした・・・)、ということで試験に臨みました。
日本で口頭の試験は受けたことなかったので、どういうシステムでやるのか知らないけど、こちらではとりあえず試験日の朝受験者の出欠をとり、何番以降の人は今日の午後、とか明日とか言われて、ひたすら順番を待ちます。待ち時間に見直しができるからいいけど、待てば待つほど緊張するのは私だけかしら?もう緊張で疲れきってしまうほど。それでも幸い今回はうまくいきました!30点満点。先生ありがとう!
あー、開放されたぁーーー。

木のぼり男爵 (白水Uブックス)

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生命ある若者 (講談社文芸文庫)

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