イタリアの空 ...di pacifica

イタリア、ボローニャからの日々を綴ります。

犬との会話

texy

家で仕事をしていたら、友達が愛犬テクシー♂を連れてやって来ました。ここ数日家で一人(一匹)ぼっちでお留守番をさせていたので、今日まで留守番させては可哀そうだということでうちで2時間ほど預かりました。
去年うちに来た時は、飼い主が行ってしまうと寂しそうな声を出していたのに、今はお留守番も慣れっこで私の後を付いてまわったり一人で遊んだりしていました。それが1時間ほどたつとベランダの外を見ながらクーンクーンと悲しそうな声を出し始めました。ベランダに出してみたものの、やはりクーンクーン。どうしていいかわからずおもちゃで遊ばせたりして誤魔化していました。友達が戻ってくると「外に出たいのね、トイレを我慢してるみたい。」と言って外に出かけました。さすが飼い主、犬語が理解できるのね。去年まだチビだったテクシーは我が家のいたる所でお漏らししてたけど、ちゃんと我慢するようになったのね。当たり前のことかもしれないけど、いい子になったなぁ、と感心しました。
それから彼には無意識でイタリア語で話していました。人間語がどのくらい理解できるかは知らないけど、日本語ではニュアンスさえ通じない気がして。飼い主が日本人のマルさんにはそういえば日本語で話しかけていたかもしれない。でも褒める時は断然イタリア語。「良くできた!」「いい子ね」とか「可愛い!」よりも、「bravissimo!!」「che bello!」の方がなぜか感情を込めやすいのよね。イタリア語がわかるはずも無い我が家のステラにもイタリア語で褒めまくってます。雰囲気で通じている感じがするもので。